みなさん、こんにちは。
月日が経つのは早いもので、今年も年末が近づいてきました。デパートのショーウィンドーをはじめ、街はすっかりクリスマスモード。段々と忙しさが増してくる時期ではないでしょうか。

今回は、そんな忙しい時期に抱えてしまいがちな「ストレス」についてです。
WHO(世界保健機関)によると、「健康」とは「完全な肉体的、精神的、スピリチュアルおよび社会的福祉のダイナミックな状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」と定義されています。ちょっとわかりにくい表現になっていますが、言い換えると「肉体的にも精神的にも良好な状態で、人間として本質的にも社会的にも幸福な状態。健康と疾病は別のものではなく、つながっているものである」ということ。このように、健康であるためには、体だけでなく、心も健康であることが大切なのです。

そもそもストレスとは、一体どのようなものなのでしょうか?

「ストレス」という言葉は、一般的に精神的なダメージを受けた際に用いられることが多いようですが、実は精神的なダメージだけによるものではありません。本来の意味としては、外部から受ける刺激によって起こる体の変化すべてを指します。寒さを感じたときの身震いや、何かにぶつかって「痛い!」と感じることも、広い意味ではストレスの一種。つまり、ストレスはそれ自体が悪者ということではなく、体が外部環境に対応するために備わっている機能なのです。

ストレスの原因となる外部からの刺激は、ストレッサーと呼ばれ、それぞれの特性によって、物理的、化学的、生物的、心理的、社会的なものに分類されます。
ストレスは、一過性のものであれば、すぐに体が元の状態に戻るので、とくに大きな悪影響はありません。しかし、体が元の状態に戻る前に、何度も何度も繰り返されると、今度は刺激に対して大きく反応するようになります。さらにそのストレスが続くと、体はストレッサーに抵抗する力を失ってしまい、病気を引き起こしてしまうことがあるのです。

外部的因子 物理的 気温や気圧の変化、騒音、振動、けがなど
化学的 排気ガス、毒物、薬物、臭気、栄養の過剰・不足など
生物的 細菌やウィルスの感染など
内部的因子 心理的 精神的な悩み、不安、怒り、欲求不満など
社会的 職場や家庭における人間関係、社会的事件など

4-1.jpg 健康を維持するには、ストレスによる体の変化を、その都度リセットすることが大切です。運動をする、バスタイムを充実させる、睡眠時間をたっぷりととるなど、リラクゼーションの方法はさまざま。体や心に負担を感じたときには、ちょっと一休みして、自分に合うストレス解消法を探してみましょう。

次回は、もう少し掘り下げて、ストレスを受けたときに起こる体内でのメカニズムや、ストレスを感じたときに摂取したい栄養素についてお伝えしたいと思います。どうぞお楽しみに。

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