2007/12/03
ストレスが体におよぼす影響について 第2回
みなさん、こんにちは。今回のテーマは、前回に引き続き「ストレス」です。
前回お伝えしたとおり、本来なら外部環境に適応するために備わっている能力であるはずのストレス。それなのに、どうして体に悪影響をおよぼすことになってしまうのでしょうか?
そのメカニズムを探ってみましょう。
外から受けた刺激は、まず大脳へ伝えられ、そこから刺激の種類によって視床下部に信号が送られます。そして視床下部では、その信号に応じてホルモンを分泌して、内分泌系と自律神経系のいずれかをはたらかせます。
内分泌系と自律神経系はどちらもストレスから体を守るための防御反応です。しかし、このはたらきによる変化が長く続くと、免疫機能が弱まったり、血糖値や血圧が上昇したままになったりと、体にとって望ましくない状態を引き起こしてしまうことがあるのです。また、ストレスに負けないようにとホルモンを分泌し続けた結果、この防御機能自体が変調してストレスへの抵抗力を失い、さまざまな病気を招いてしまうこともあります。
ストレスに負けないためには、やはり早い段階でストレスを解消することが重要です。ストレス解消に有効なのは、睡眠、入浴、運動など。忙しい毎日の中でも、自分なりのリラックスタイムを見つけてみましょう。
また、ストレスに強い体をつくるためには、食生活を見直すことも大切です。ストレスを感じた体は、いつも以上にいろいろな栄養素を必要としています。ホルモンの合成に使われるビタミンC、ストレスによって分解が進むたんぱく質、ストレスによって促進されるエネルギー代謝によって消費されるビタミンB群、イライラ解消に役立つカルシウムなど。これらの栄養素を摂取するには、不足しがちな野菜を含めたいろいろな食品をバランスよく食べることが一番です。とはいえ、なかなか栄養バランスのよい食生活を送るのは難しいもの......もしかすると、ストレス社会といわれる原因は食生活の乱れにあるのかもしれませんね。
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