2008/04/21
そもそもメタボリックシンドロームって何?
みなさん、こんにちは。
早いもので、あと少しでゴールデンウィークですね。今年は、合間に平日があるので、家でのんびりする機会も増えるのでは? ちなみに、私は実家に帰ってゆっくりしようと思っています。
さて、先日ご紹介した「特定健診・保健指導」ですが、ニュースなどを見ていると「メタボ検診」と言い換えられていることが多いようですね。このように、いろいろなところで「健康によくない」と悪者扱いされているメタボですが、なぜ注目されるようになったのでしょうか?
メタボリックシンドロームの別名は「内臓脂肪症候群」。この名のとおり、メタボリックシンドロームの原因は、内臓脂肪にあると考えられています。そのため、メタボリックシンドロームを診断する際は、まず腹囲をチェックし、内臓脂肪が蓄積されている可能性があるかを判断します。
[1]のいずれかに該当し、[2]のうち2つ以上が当てはまるとメタボリックシンドローム。1つの場合はメタボリックシンドローム予備群です。
- 男性85㎝以上
- 女性90cm以上
| □血糖 | 空腹時血糖が110mg/dl以上 |
| □脂質 | 中性脂肪が150mg/dl以上、またはHDLコレステロールが40mg/dl未満 |
| □血圧 | 収縮期血圧が130mmHg、または拡張期血圧が85mmHg以上 |
参考:厚生労働省資料
生活習慣病のリスクとして知られている高血糖、脂質異常、高血圧、動脈硬化などは、同時にいくつかが重なって起こることが多い症状です。これらは個々の原因によって発症することもありますが、多くの場合は内臓脂肪の蓄積が原因となっています。
脂肪細胞は、単にエネルギーを蓄えるだけではなく、体のさまざまな機能に影響を与えるアディポサイトカインという生理活性物質を合成・分泌しています。アディポサイトカインには、体によいはたらきをする物質と悪いはたらきをする物質があり、内臓脂肪が増えると、前者が減ると同時に後者が増えて、高血糖、脂質異常、高血圧、動脈硬化などを引き起こしてしまうのです。
メタボリックシンドロームが注目されるようになったのは、こういったメカニズムが明らかになり、内臓脂肪を減らすことで生活習慣病のリスクを軽減できることがわかったからです。
放っておくと大変な病気につながる内臓脂肪。「最近、お腹が出てきたな」と思ったら、そのままにせず、減らすことを考えましょう!
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