みなさん、こんにちは。ずいぶん暑くなりましたね。
気象庁では、最高気温が25℃以上の日を「夏日」、最高気温が30℃以上の日を「真夏日」、最高気温が35℃以上の日を「猛暑日」と表しています。気象庁で使われる用語に「猛暑日」が加わったのは昨年。1990年以降、最高気温が35℃以上となる日が増え、この言葉が新たに使われるようになりました。やっぱり地球の温暖化が関係しているのでしょうか?

暑い日が続くと、前回お伝えした夏バテや冷房病、熱中症などが起こりやすくなります。また、サンサンと照りつける太陽の陽射しとともに浴びる紫外線の害も心配です。

20-1.jpg 紫外線の害は、日焼け、シミ、シワなど、美容面に目を向けがち。でも実は、健康面でもいろいろな害があります。紫外線を浴びると、体内の活性酸素が増えてしまうからです。
活性酸素は、体内に侵入してきた細菌やウィルスを撃退するために、もともと体に備わっている免疫機能のひとつ。しかし、その作用が強すぎるので、増えすぎると自分自身の健康を阻害してしまう原因となるのです。
紫外線だけでなく、ストレス、喫煙、呼吸などでも活性酸素は発生します。少しでも体への害を減らすことを考えると、紫外線はなるべく浴びないようにしたほうがよいでしょう。

とはいえ、夏の間、まったく太陽の陽があたらないところで生活するわけにはいきません。そこで心がけたいのが、日焼け止めをつける、日傘をさす、長袖の服を着る、帽子をかぶる、屋外では日陰になっているところを歩くなど。男性ですと、日焼け止めや日傘は抵抗があるかもしれません。長袖の服も「暑そう」と思われるかもしれませんが、汗を吸収しやすい素材のものを選べば意外と快適です。帽子をかぶったり日陰を歩いたりするのは、暑さをしのぐ方法でもあるので、夏バテや熱中症予防にもなります。

これらのほかに、心がけていただきたいのが、常に光を感知している目の紫外線対策です。最近のコンタクトやメガネはUVカット機能がありますが、それでも夏場の陽射しはちょっと心配。裸眼の方やUVカット機能がないレンズを使っている方はとくに注意が必要です。視力を維持するためにも、サングラスで紫外線から目を守るようにしましょう。

そして、紫外線対策を万全に行っている方もそうでない方にも実践していただきたいのが、活性酸素の害を抑えるはたらきがある抗酸化栄養素をしっかりと摂取することです。
抗酸化栄養素の代表は、野菜や果物などに多いビタミンAやビタミンC、ナッツに含まれているビタミンE、植物性の食べ物に含まれているフィトケミカル(色や香りなどの成分)です。
フィトケミカルは、植物が紫外線から自身を守るために作り出している物質なので、太陽の陽をたくさん浴びて育つ夏野菜にも豊富に含まれています。

20-2.jpg 旬の食材には、その季節の体調をトトノエる栄養素が豊富! せっかくですから、今が旬のおいしい食材も活用してみてください。

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Profile

name: 志水あい

【健康ライター、管理栄養士】

「健康にまつわるただしい情報を提供する」をモットーに、健康・美容関連の記事を執筆・監修。
栄養素が持っている働きを重視したレシピ制作などの他、「totonoe」機能の監修も行っている。

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