みなさん、こんにちは。
だんだんと涼しくなってきましたね。暑かった夏が終わり、ようやく秋の訪れを感じられるようになりました。
みなさんは、「秋」といえば何を思い出しますか? 私はもっぱら食欲の秋です。野菜、果物、魚、いも、きのこなど、秋に収穫される食べ物はさまざま。どれもおいしいものばかりなので、「今日は何を食べようか?」といつも迷ってしまいます。

食べ物の「旬」とは、それぞれの食べ物が、もっともたくさん獲れる時期を指します。栽培に適した気候の中で育つので、その食材の特長が引き立ち、おいしさがアップするだけでなく栄養もよい状態になります。

それでは、秋に旬を迎える食べ物を食品の種類ごとにご紹介しましょう。

●野菜
秋の中ごろから冬にかけて、にんじん、かぶ、ごぼうなどの根菜が旬を迎えます。便秘を改善したり、生活習慣病の原因となるコレステロールを減らす作用がある食物繊維が豊富。葉の部分にもビタミンAをはじめとする健康に役立つ栄養素がたくさん含まれているので、捨てずにおひたしや炒め物などにして食べるようにしましょう。

●果物
ぶどう、なし、りんご、柿などが出回ります。夏の日差しをたっぷりと浴びてすくすくと育った実は味も栄養価も◎。いずれも食物繊維が豊富なので、甘みがあるのに、お菓子などに比べると血糖値を上昇させにくいのが特長です。ビタミンやミネラルも多く含まれ、病気の予防に役立つ抗酸化作用のあるポリフェノールなどもたくさん含まれています。

●魚
さんま、さば、さけなどが旬を迎えます。寒い冬に向けて、脂肪を蓄え始めた秋の魚は、程よく脂がのっています。この魚の脂に多く含まれているのが、不飽和脂肪酸のDHAやEPA。これらは血液をサラサラの状態にして流れをよくするはたらきがあるので、動脈硬化の予防や、冷え性、肩こりの改善に役立ちます。

●いも
秋になると、さつまいも、さといも、やまのいもなどが、たくさん収穫されます。体を動かすエネルギー源になる炭水化物を多く含んでいます。さつまいもに含まれているビタミンCは、炭水化物に保護されているので、加熱しても壊れにくいのが特長。さといもややまのいもには、胃の粘膜を守って潰瘍を予防する粘り成分のムチンが含まれています。

●きのこ
しいたけ、しめじ、まいたけ、まつたけなど、さまざまなきのこが秋に旬を迎えます。カルシウムのはたらきを助け、骨を丈夫にする作用があるビタミンDが豊富。エネルギーの代謝を助けるビタミンB群や、腹持ちをよくする食物繊維も多く含まれるうえ、カロリーが低いのでダイエット中の方におすすめの食材です。

季節を問わず年中出回っている食材もたくさんありますが、同じ食材でも旬のものは味も格別! そこで今回は、あえて一年を通して出回っている食材を使ってレシピをつくってみました。素材の風味を活かしたいと思い、味つけは薄めですが、それゆえに感じられる旬の味を楽しんでみてください♪

いつもの食材で、いつもと違う味を
たっぷりきのこの酒蒸し

たっぷりきのこの酒蒸し 61kcal
《材料》1人分

しいたけ 1個
しめじ 1/2袋
えのき 1/2袋
なめこ
 
1/2袋
 
酒 *a 大さじ2
しょうゆ *a
 
大さじ1/2
 
柚子こしょう 適量

《作り方》
(1) しいたけは薄切りにする。しめじ、えのきは石づきを取り除いてほぐして食べやすく切る。なめこは大きいものなら食べやすく切る。
(2) フライパンに(1)と*aを入れてアルミホイルでふたをし、弱火で蒸し焼きにする。
(3) 器に盛り、柚子こしょうをのせる。

《ポイント》
温かいままでも、冷めてもおいしいおかずです。しょうゆの量を増やして味を濃い目にして冷奴の上にのせても◎。パスタと合わせると和風きのこパスタができあがります。

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