2010/03/15
日本人の食事摂取基準について
みなさん、こんにちは。
少し前になりますが、日本人の食事摂取基準(2010年版)の講習会に行ってきました。
日本人の食事摂取基準とは、健康の維持・増進や生活習慣病の予防を目的に、
栄養素などの摂取量の基準を示すものです。
5年に一度、国内外の学術論文や学術資料をもとに見直されます。
今回は、見直された変更点のうち、日常の食生活で注意したいものをピックアップして、
よりヘルシーな毎日を過ごすコツをお伝えしたいと思います。
日本人の食事摂取基準(2010年版)の主な変更点
●ライフステージごとに推定エネルギー必要量が変更
エネルギーは一般にカロリーと呼ばれるもの。推定エネルギー必要量とは、
摂取カロリーと消費カロリーの差が0になる確率がもっとも高くなると推定される値です。
2010年版では2005年版に想定されていた値よりも、
小児と若年女性では減少、高齢者は増加しました。
●ナトリウム(食塩相当量)の目標量が変更
目標量とは、現状を踏まえて実現できると想定される値です。
2010年版では、ナトリウムの過剰摂取によって起こる高血圧をはじめとする
生活習慣病を予防するのを目的に、男性が10g未満から9g未満へ、
女性が8gから7.5g未満へと目標量が下げられました。
●カルシウムが目安量および目標量から推奨量を目指すことに変更
これまでは一定の栄養状態を維持するのに十分とされる
目安量と目標量が示されていましたが、これらの代わりに、
ほとんどの人が充足すると考えられる推奨量が算定されました。
日常的に不足しやすいため、しっかりと補給する必要がある栄養素です。
摂取カロリーと消費カロリーのバランスを意識しながら生活し、
食事では減塩を心がけてカルシウム不足にならないようにするのが大切です。
これらは、今までも健康づくりに必要とされてきましたが、
さらにその重要性が強調されたように私は感じました。
毎日の生活で数値を意識しすぎると窮屈になってしまいます。
だからこそ過剰になりやすいものや不足しやすいものを把握して日常生活に活かしましょう。
海藻やきのこのような低カロリー食材を使ったり、
酢や柑橘系果物、スパイスを利用して減塩したり。
大幅にいつもの生活を変えずに、できることからはじめてみてください。
塩分控えめ&低カロリー 海藻の黒酢和え
67kcal
《材料》1人分
| 棒寒天(乾燥) | 1/2本 |
|---|---|
| わかめ(乾燥) | 5g |
| * ごま油・黒酢 | 各小さじ1 |
| * 砂糖・濃口しょうゆ | 各小さじ1/2 |
| ごま | 適量 |
(1)棒寒天とわかめは、食べやすいサイズにして水で戻し、水気をきっておく。
(2) * を混ぜる。
(3)器に(1)を入れ、ごまをふり、(2)をかける。
黒酢がなければ、米酢や穀物酢でもOKです。
別の海藻を加えたり、海藻のほかにレタスやきゅうりなどの野菜を加えると
ボリュームたっぷりのサラダになります。
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