2010/09/30
大人のための食育考
みなさん、こんにちは。
唐突ですが、みなさんが「秋になった」と感じるのは、
どんなところでしょうか?
四季の境目が曖昧になったと言われる昨今、
私がもっとも季節の変化を感じるのはスーパーなどの食品売場です。
しかし、それも年々薄れてきているように思います。
欲しい食品が季節関係なく手に入るのは便利ですが、
日本の個性でもある四季折々の食べ物の旬が
どんどん薄れていくのを見ると寂しい気持ちになります。
そこで今回は、「自分への食育」という視点から、
旬の楽しみ方について考えてみることにしました。
昨年末に行われた「食育の現状と意識に関する調査」では、
食育に「関心がある」「どちらかといえば関心がある」と
答えたのは全体の71.7%。
今年度までに90%にする目標にはまだ届かないものの、
たくさんの方が食育に関心があるようです。
一方で、“食育は大人も対象になる”と考えている方は、
どのくらいいらっしゃるでしょう?
多くの方が“食育は子ども向け”というイメージをお持ちだと思います。
でも実際は、すべての方が毎日の食事を通して食育と関わっています。
むしろ、日本固有の四季や文化との関係を理解しながら食を楽しむ機会は、
大人になってからのほうが多いのではないでしょうか。
そして、ひとり一人の大人が変わると社会が変わります。
たとえば、旬を考慮して食べ物を選ぶ方が増えれば、
旬の食品とそうでない食品の売れ行きに差が生じ、
食品売場はもっと季節感のある場所になるはずです。
そんな社会になれば、自然と食卓に並ぶ料理も変わり、
わざわざ「子供むけの食育」を意識する必要もなくなるかもしれません。
旬の食べ物を選んで食べる、食品の産地を知る、年中行事を取り入れるなど、
「自分への食育」のきっかけは身近にいっぱいあります。
秋はさまざまな食べ物が旬を迎える季節。健康で豊かな食生活のために、
身近な旬の食品から、ちょっとした「自分への食育」を楽しんでみましょう。
ヘルシーな秋味スイーツ☆ 長芋団子
138kcal
《材料》1人分
| 長芋 | 150g |
|---|---|
| いちじく | 1個 |
| *水 | 100cc |
| *砂糖 | 小さじ1 |
| *濃口しょうゆ | 小さじ1/2 |
(1)長芋はすりおろし、鍋に入れて弱火にかけ、餅状になったら火を止めて冷ます。
(2)いちじくは皮をむいてくし切りにし、鍋に入れて * を加え、水気がなくなるまで煮る。
(3)(1)を2等分して丸めたものに(2)を半量ずつのせる。
いちじくを煮るのが手間であれば、きな粉やはちみつをかけても◎。
長芋団子には味をつけていないので、スイーツとしてだけでなく料理にも使えます。
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